私は15年前、
鬱(ウツ)とパニック障害と診断され、
薬も飲んで眠くだるく、
人と話しても楽しくなくて、
人間関係が苦しく、仕事も辞めて、
何もしない自分に罪悪感で、
苦しい…
そんな鬱で悩んでいた私が、
ヨガ(瞑想)と呼吸法に出会って
「スコーン」
過去にひどい鬱とパニック障害を
自力で克服した経験を持つ、
ヨガインストラクター+心理カウンセラーAyanoが、
「元気になった今だからこそ語れる、
脱こころの病+体質改善方法」シリーズvol.1。
心がしんどうい人に、なぜ「ヨガ」がいいのか?
今回は、自分の体験もふまえて書いてみようと思います。
ひきこもりがちだった私も
今ではヨガを指導する立場になっています。
元気になった今だから言える、
私が鬱から脱却できた理由を書いていきますが、
その前に、鬱のことについて
少し硬く、まじめに掘り下げてみたいと思います。
クリックできる目次
鬱と診断された患者数
それは、「心がしんどい」という悩みの声が私のところにも頻繁に届くからです。あなたの大切な人やあなた自身はいかがですか?
抑うつ気分、抑うつ状態、うつ病とは?
まずは、鬱などの気分障害が、どのように定義されているのか見ていきましょう。
以下は、厚生労働省のページから引用です。
「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと表現される症状を抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。うつ状態という用語のほうが日常生活でよく用いられますが、精神医学では抑うつ状態という用語を用いることが多いようです。このようなうつ状態がある程度以上、重症である時、うつ病と呼んでいます。
憂うつであったり、気分が落ち込むことは、誰でもよくあることだと思います。それを簡単に跳ね飛ばす人もいれば、跳ね飛ばせない人もいる。どちらが良い悪いではなく、両方存在するということです。
そして、ポジティブで前向きな人は悪気なく、
「鬱は気のせいやって!」
「なまけ病やん」
「がむしゃらに働いたら?」など
アドバイス(?)してくれましたが、
『繊細なわたくしは、あなたのような無神経な考え方はできません!余計なお世話やねん。ほっといて!』
と、心の中で怒っていたことを思い出します。
話を戻しましょう。
「憂うつであったり、気分が落ち込むこと」それがある程度以上、重症であって、日常生活に支障をきたすほどの気持ちの落ち込みと、そこからくる身体の不調の総称でうつ病と診断されるのではないか、と私は理解しています。
うつ病の分類
以下は、厚生労働省のページを参考に私がまとめて書いたものです。
原因からみて外因性あるいは身体因性、内因性、心因性あるいは性格環境因性と分ける場合があるようです。
身体因性うつ病とは、アルツハイマー型認知症のような脳の病気、甲状腺機能低下症のような体の病気、副腎皮質ステロイドなどの薬剤がうつ状態の原因となっている場合。
内因性うつ病というのは典型的なうつ病であり、普通は抗うつ薬がよく効き、治療しなくても一定期間内によくなるといわれます。ただ、本人の苦しみや自殺の危険などを考えると、早く治療したほうがよいことは言うまでもありません。躁状態がある場合は、双極性障害と呼びます。
心因性うつ病とは、性格や環境がうつ状態に強く関係している場合です。抑うつ神経症(神経症性抑うつ)と呼ばれることもあり、環境の影響が強い場合は反応性うつ病という言葉もあります。
うつ病性障害の中に、一定の症状の特徴や重症度をもつ大うつ病性障害と、あまり重症でないが長期間持続する気分変調性障害があるようです。
うつ病の原因・発症の要因
以下は、厚生労働省のページを参考に私がまとめて書いたものです。
全文はこちらhttps://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html
うつ病は環境のストレスなどが引き金になる場合もありますが、何も原因となることがないまま起こる場合もあるそうです。セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていると推測されていますが、これもまだ十分に実証されているとはいえないと記載されています。
一方で、「休みの日には比較的元気!」などのうつは、性格面の影響が大きいことが多く、神経伝達物質の影響がそれほど大きいとは思えない。」とあり、このような場合、「薬をのんで休んだほうがよい」などというアドバイスは、逆効果になることがあります。と続いて書かれています。
私の自分のうつ実体験や、10年以上にわたるヨガ指導経験からの感覚でいえば、上記の、休みの日には比較的元気なうつ状態で、性格面や環境のストレスの影響が大きく、「薬をのんで休んだほうがよい」というアドバイスが逆効果になるタイプのうつの人にはヨガがあっているように思います。
その理由は、適度なヨガの運動で血流がUP し、脳にも血を送ることができ、脳もカラダもスッキリ!ストレス解消を期待できるからです。
また、性格面とは、「考え方の癖(クセ)」だと私は思っていて、癖は意識すると改善できます。でも、その癖に気付いて意識することが何より重要なのです。瞑想(ヨガ哲学)は、自分にとって不要な心の癖に気付き、それを生きやすくなる方向へと導いてくれる「心のトレーニング」だからです。
それらの総合作用からみて、性格面や環境からのストレスによるうつの方には私はヨガをお勧めしています。
通常のうつ治療の考え方
現在の医療の現場では鬱治療はどのように考えられているのでしょうか?ここも厚生労働省のページから引用しますが、人により解釈が異なる場合もあるので、興味ある方は一度全文を読んでみてくださいね。https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html
「うつ病はこころの風邪。早く薬をのんで休養をとりましょう」という啓発活動が、不適切な形で広まっているのではないでしょうか。考えないといけないこころの問題を軽視して、薬で治そうとする患者さんが増えた気がしますし、出す薬の種類を変えるしかしない医師が増えたようにも思います。
このように、厚生労働省も、医師の薬の出しすぎに疑問視していることがうかがえますね。我が家の場合、私の母も重度の精神障害だったので、2人で病院に通い薬を処方してもらっていました。それが良い、悪い、効いた、効かないはここでは横に置いておきますね。
決して薬を否定しているわけではありません!
我慢することで余計悪化する場合もあるので、上手に付き合うコツを知っていればいいと思うだけです。
薬で元気になられる方はそれでいいのです。だって、目的は「元気になること」なのですから。方法は人によって違っていいのです。
ただ、私や母のように薬の副作用でだんだん余計にしんどくなる。動けなくなる。重い、だるい、やる気が出ない、息苦しいなどで困っている場合は病院(医師)を変えてみるのもひとつの手だとも思います。「病院の探し方のコツ」の記事はこちら
また、厚生労働省も危惧されている、「こころの問題を軽視して、薬で治そうとする患者さんが増えている」という点において、私も同じ感想です。
じゃ、薬をやめればいいの!?
そんな単純な問題ではありません。薬をやめるという大きな決断の前に、やってもらいたいお勧めの方法は、薬に頼りつつ、並行して【こころの問題】も解決していくということです。
こころの問題が解決したら、無理しなくても自然と薬はいらなくなっていきますからね。清水の舞台から飛び降りるほどの決断を持って薬をやめるのは逆効果になる恐れもあります(※個人的な意見)。タイミングは自然に任せましょう。
こころの問題は精神病?
こころがしんどい…
考え方がネガティブ…
死にたいと思っている…
それらは精神病なのでしょうか?
そう診断されると私は重いです。
余計に精神が病みそうです。(持論)
上にも書きましたが、
私は、「こころのしんどさ」は、
ただの「考え方の癖(クセ)」ととらえています。
しかも、あなたが悪いわけではなく
子供のころに教えられた「親の考え」や、
「学校教育」や、テレビや何か
外の情報から、あなたの考え方の癖が
出来上がっただけですから。
その、考え方の癖で、今しんどいのなら、
クセを「幸せになる考え方」に
改善したらいいだけです。
どう改善したらいいかわからない!
そういう方のために
何千年も前に生きた先人たちの生きる知恵の集大成の、
「ヨガ(哲学、瞑想、呼吸法)」が存在します。
ヨガも好みですので、ヨガでなくても
他の手法で気づきを得ても私はいいと思います。
気になった方は何か始めてみてくださいね。
「考え方のトレーニング」を勧める3つの理由
「考え方を変えろ」と言われて「はい、わかりました」と変えれるものでもありません。自分の年齢分、その考え方で生きてきたのですから、それも大切な自分の一部だとも思っています。
ですから、瞑想とは、筋トレをする感覚でおこなう「思考のトレーニング」と私はヨガ教室ではお伝えしています。
そして、瞑想という「考え方のトレーニング」のおすすめの理由1つめは、「行動はしなくてもいい」という点です。
もし、自己啓発のために1000人の前でスピーチする。環境を変えるために離婚する。会社を辞める。などの「行動」は勇気もいるし考えただけでしんどくなりますよね。考え方のトレーニングは、ただ、頭の中で行うだけなので、誰にも知られない。公表もしなくてもいい。行動なんてしなくてもいいので以外に簡単です。
2つめは、「はっ!そうだったのか!」の気づきは一生涯、役立つということです。もし、幸せ思考クセが手に入れば、それは一生使えるのです。早く、気付けば気付くほど残りの人生が幸せに生きれる!ということ!それってお得じゃないですか?
3つ目は、自発的に努力しておこなわなくてもいい。というゆるい点です。気分が乗らないときは自分と向き合わなくてもいいのです。やりたいときにやるというスタンスでもOK 。ヨガの場面では、瞑想や呼吸法の誘導に耳を傾けて、自分の今の考えていることや感覚に向き合って観察するだけなので、いわば、聞き流すだけでも効果があるというものです。歯を食いしばる努力なんて微塵も必要ありません。
その3点の理由から、鬱を和らげるために考え方のトレーニングの活用をお勧めしています。ぜひ、布団の中ででも好きなタイミングで瞑想や呼吸法をやってみてくださいね。
関連ブログ:「脱こころの病+体質改善方法」シリーズ
vol.2「鬱、辛い時はうつ専用瞑想で楽になる!」はこちら
vol.3「幸せになる2つの方法」はこちら
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